2017年2月28日火曜日

「第47回愛媛炎症性腸疾患研究会」が開催されました


47回愛媛炎症性腸疾患研究会でミニレクチャーを行いました。

平成29225日、愛媛県医師会館において、「第47回愛媛炎症性腸疾患研究会」が開催されました。炎症による腸の病気は年々増加傾向にあり、しかも難治なものもあるため、頭を悩ませることも多々あります。

今回も消化器内科、消化器外科の医師中心に集まり、新しい治療法や、非常に困った症例、高齢者の対策などの発表があり、討論されました。

当院からも外科、小野芳人医師が出席し、「当院におけるクローン病外科治療について~肛門部病変を中心に~」と題して、ミニレクチャーを行いました。当院では消化器科、外科、肛門科と炎症性腸疾患の診断から治療まで一貫して行っており、色々な症例を経験してきました。経過のいい患者さんも、難渋する患者さんもおられますが、ガイドラインをもとに、県内の先生方に、当院の診断・治療について紹介しました。

“炎症性腸疾患”、“クローン病”など、聞きなれないことが多いと思いますが、症状は下痢だったり、腹痛だったり、血便だったり、お尻が痛かったりと様々です。続くような症状がある方は、やはり病院受診をお勧めします。